世界遺産 マハーボディー寺院
赤いカーペットが敷かれています。いよいよ、マハーボディー寺院の本殿へ入ります。
本殿の中には黄金の仏像が安置されていました。インドはほぼすべてヒンドゥー教徒かと思っていたが、仏教徒もかなりいるようです。カーストの身分制度を嫌って身分の低い人がヒンドゥー教から仏教に改教するとは聞いていたが・・・ インドは多宗教国家なのかな? カルカタのNEWマーケットで出会った生地問屋の商人はイスラム教徒だったし、 インドは案外、宗教には寛容なのかもしれない。
マハーボディー寺院の東側には有料エリアがありました。「MEDITATON PARK」とあるので瞑想できる公園みたいですね。
本殿の奥、南側にはブッダが沐浴したという蓮池があります。う~ん、蓮池ねぇ? 普通の池じゃん!とツッコミたくなります。
マハーボディー寺院の敷地内には幾つものストゥーバが建ち並んでいる。蓮池から本殿の裏側に移動します。
そこには大きな木が枝を広げ木陰を作っていました。下の石畳はヒンヤリと冷たく、夏の暑い中でもこの一帯は涼しく感じる。犬も気持ち良さそうに寝ています。
その大きな木の一つに菩提樹があります。この菩提樹の下で釈迦が49日間の瞑想に入り悟りを得たと伝えられています。菩提樹の下は一段と涼しく感じとても神秘的でした。
菩提樹の横には仏足石があります。四国遍路では仏足石に素足で乗ると交通安全のご利益があると言われていたが、ここは異国の地、インドである。ちょっと乗ってみたい気もするが、やっぱ、乗っちゃマズイよな、と思いとどまる。(続きは次のページ)