コルカタ散策、ガヤ行きの列車のチケットを求めて・・・
さて、腹も膨れたところでNEWマーケットです。”NEW”とあったが建物の中にも外にも小さな店があって庶民的なマーケットでした。
外はインド人でいっぱいです。クルマの上には所狭しと鞄が置かれ、衣服などを中心にあらゆる物が売られています。
建物の中は薄暗く、人も少なく静かです。メインは外のようですね。どうも建物の中の店は業者向けの問屋さんが多いみたいです。
ウロチョロしていると「日本人?」と日本語で声をかけられた。「マーケットを案内するよ」いかにも怪しい感じだったが、少し面白そうだったので着いて行ってみる事にした。
最初に案内されたのは雑貨屋だった。何でも大阪でも雑貨屋を営んでいるらしく奥さんは日本人なんだとか。日本語もペラペラです。商品を売り付けて来る事もなく、しばらく世間話をする。旅のルートの話になり、次は「ネパールに行くよ」と言うと「ネパールは今大変ね。でも大丈夫、行けるよ」との事。そうだった。今、ネパールは地震で大変な事になっているのだった。「ここも少し揺れたね。インドの建物は耐震構造になっていないから震度5ぐらいでここも潰れちゃうよ。」どうでもいい話を15分ぐらいして店を出た。
次に案内されたのは生地の問屋だった。何でも日本のニトリにも卸しているそうで、かなり大きな問屋みたいだ。日本でも8年間働いていたとあって日本語もペラペラだった。「今はインドのお祭りなんだ」、へぇ~、何のお祭りなんだろう?と思って聞くと「ラマダン」だと言う。インドはほとんどがヒンズー教だと思っていたがイスラム教徒もかなりいるみたい。「今は日没まで何も食べられない。水も飲んじゃ駄目なんだ」と言う人の前で僕はコーラをグビグビ飲んでいた。失礼しました。これまた15分ぐらい話して店を出る。
さて、そろそろ列車のチケットを買いに行きたいが・・・ 次はどこに案内されるのか?と思ったら「イグジット」と出口に案内された。チップの要求もなく「バイバイ」とあっさり別れる。何だったんだ、いったい。
安宿街で有名なサダルストリートへ。ここには日本語が書かれたレストランもありました。バンコクのカオサンのように外国人の旅行者で溢れる感じではなく少し寂れた感じの静かな通りでした。ここではビールが飲めるとの事で飲める場所を探すが見つからなかった。残念!
さて、バスターミナルです。「エデンの園という公園の近くにバスターミナルがある」との事なので、グーグルマップではエデン・ガーデンズとなっている所に行ってみます。フーグリー川の近くにはエデン・ガーデン駅もあるようです。(続きは次のページ)