チェンナイ駅で悪戦苦闘!(コルカタ行きのチケットを買う)
そうこうしていると「どうしました?」とインドの青年が声を掛けてくれた。英語だーー。「チケット売場を探しているけど見つからなくて・・・」と言うと「わかり図らいから、案内するよ」と案内してくれた。神だ! なかなかイケメンの好青年でした。
案内されたのはサバーバン駅のチケット売場の2階だった。外国人専用のチケット売場があるとの事。ここで初めて、インドでは外国人向けに専用の売場がある事を知りました。案内してくれた青年から何やら申請書みたいな紙をもらう。「これに記入して!」と、渡された紙には行き先や列車番号、座席クラス、パスポート番号などなど書き込まなければならなかった。面倒くさ! あの中国でさえ、すぐ買えたのに!
チェンナイのチケット売場は個室だった。中に入ると小太りで無愛想なインド人が机にドカッと座っていた。申請書の書き方が分からなかったのでとりあえず机の前に座った。すると「ここに列車番号を書け!」と言ってきた。いやいや、列車番号なんて分からないんだけど・・・
「いつ、どこに行きたいんだ!」「28日にコルカタです」、「じゃあ、列車番号は12840だ。ここに書け! 行き先はハウラー駅だ。ここに書け!」、なんなんだこの高圧的な態度は。ハウラー駅のスペルが分からないのだけど・・・「H・O・W・R・A・Hだ!」、座席クラスは・・・「寝台だろ、2Aだ!」言われるままに申請書を書き終える。
そして、データがパソコンに打ち込まれチケットが印刷されて出てきた。「ほれ、チケットだ! 2,535ルピー(約5,100円)だ!」みたいな感じでした。値段、高っ! インドではシート席の自由席の値段はメチャクチャ安いが、グレードを上げるとビックリするほど高くなる。きっと、こういうのを格差社会と言うのだな。インドでは金さえ出せば快適に旅が出来ます。
ようやくコルカタ行きのチケットが買えた。だが、チケットを見てみるが列車の発車時間が分からなかった。「この列車の発車時間は何時なの?」と聞くと僕の手からチケットをサッとかすめ取って、下の方に小さく書かれてあった発車時刻と到着時刻のところにボールペンでチャチャとし線を引いて返してきた。感じワル。発車時間は夜の11時40分、到着時刻は翌翌朝の4時10分です。なんと28時間の列車の旅です。
さて無事にチケットが買えたところで次は食事である。駅に来る途中で、ラッシーと言う「飲むヨーグルト」みたいな物を飲んだが、昨日、飛行機の機内食を食べてからまだ何も食べていなかった。腹いっぱいに詰め込んでいたので昼までなんとかもったが、そろそろ腹も減ってきた。露店の飯はあんな感じだし、なかなか安そうなレストランも見つからない。
ちょっと高そうなレストランに入ってみる。イギリス植民地時代の名残だろうか? インドのレストランはちゃんとテーブルセットがされていて、見た感じ値段が高そうなのだ。
メニューを指差して注文したらこんなのが出てきた。カレー味のリゾットみたいな? 食い方が分からん。そのままスプーンですくって食っていたら、後でチャパティが出てきた(笑)。インドの主食はナンだと思っていたけどチャパティの方が一般的です。
夕食はこれ。固めのクレープみたいなモノを3種類のカレーにつけて食べる。左の白いのはヨーグルトみたいなモノ。インドでは必ずと言っていいように付いて着ました。量が多く腹いっぱいになります。
インドには本当にカレーしかないようだ。カレーは好きだが、毎日は・・・ 案の定、次の日から尻がヒリヒリ痛くなりました。この先のインドの旅が思いやられます。
世界一周 110日目【6/25】(インド・チェンナイ)
ラッシー 20ルピー
列車チケット(コルカタ) 2,535ルピー
昼食 110ルピー
夕食 149ルピー
Vasantha Lodge(4泊分) 1,650ルピー
その他 115ルピー
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合計4,579ルピー(≒9,200円)