世界遺産 アンコールワット
バイクタクシーでチケット売り場へ。チケットは1日観覧券が20ドル、3日で40ドル、1週間だと60ドルだ。チケットの料金にはアンコールワットだけじゃなくアンコール・トムなどの他の遺跡群も含まれている。アンコールワットの遺跡群は広い範囲に点在していて、とても一日では回りきれないのだ。
でも、僕は一日券を購入しました。だって、40ドルも出せないもの。チケットは顔写真入りでアンコールワット観光の記念にもなる。
戻って「これでどうだ!」と一日券を見せると「一日券?!(笑)」と笑われた。一日券を買うのは少数派のようだ。いよいよアンコールワットへ。その前に腹ごしらえ。近くの食堂でインド料理(?)を食べる。
地元の人は右手だけを使って器用に食べている。料金は観光地価格でコーラーを含めて4ドル(約480円)と少し高い。アンコールワットに近づくに連れコーラの値段が上がっていきます。
橋を渡り、入口を入ってすぐに「仏像にお祈りしてくれ」みたいな感じで、胡散臭い兄ちゃんから無言でお線香を手渡される。いかにもである。仏像の前には何かを隠すように布切れが置かれてある。お祈りが済むと布切れが取られ、下には10ドル札が置かれていた。「お賽銭もしてくれ!」みたいな感じでした。しかし、「金ないよ」と立ち去るとしつこく追ってはこなかった。「あわよくば」って感じなのかな? さすがに10ドル札は欲張り過ぎです。
実際、遺跡内の仏像の前にはカンボジア紙幣が置かれたりしてました。多くの仏像は頭がなく壊された状態です。戦争で破壊されたのだろうか?
5本の塔がそびえる建つアンコールワット。塔には急な階段を登る。入口で帽子を脱ぐように言われるが、服装は別に制限はないみたいです。写真撮影もOKでした。
塔からは広大な敷地が見渡せます。
アンコールワットは日本の協力で復旧がされているようです。復旧が進み、あまり廃墟感は感じられません。テーマパークみたいな感じになっちゃてます。
しかし、ほっとくと風化が進むわけで・・・ でも、その廃墟感が魅力なわけで・・・ 難しい所です。復旧にはコンクリート部材は使われていないとの事。日本の復旧チームが頑張ってます。
観光ガイド本などで見る写真はこのアングルが多い。水面にアンコールワットが写り込み、「逆さ富士」ならぬ「逆さアンコールワット」が見れる・・・らしい。しかし残念ながら、この日は風が強く水面に波があり「逆さアンコールワット」は見れなかった。ここで夕日か朝日を見るのがアンコールワットの定番の観光コースだ。だから、みんな3日券を購入します。早朝、朝日観覧ツアーも5ドル程度であります。(続きは次のページ)