みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

やっぱり悪路だった!ミャワディへの道~さようなら、ミャンマー

     東南アジア編

バガン発ヤンゴン行きのバス

午後6時30分、バスはバガンのバスターミナルを出発する。僕の隣に乗り合わせた若い男性は運び屋だった。Tシャツや雑貨、お菓子などの大量の荷物をバスに載せていた。バガンからのバスにはツーリストは少なく、ほぼ9割は運び屋が乗っていた。運び屋の若い男性は礼儀正しく、バガンの大学に通っているとの事で英語も少し話せるようだった。荷物で窮屈になった座席に申し訳なく思ったのか、荷物の中からお菓子を一つくれた。日本人が珍しかったのか記念写真もパシャパシャ撮られました(汗)。

バス会社オフィスの様子

ヤンゴンには朝4時頃に着いた。運び屋の若い男性はバスから荷物を降ろし、バス会社のオフィスの中に広げた。すると、しばらくして中年の女性が現れて荷物の品定めをする。どうも荷物の受取人らしい。バスからは大量の荷物が降ろされ、バス会社のオフィスは荷物で一杯になった。オフィスのカウンターの上には新聞の束がドンと置けれている。

なぜ、バスはこんなに早い時間に目的地に着くのか? 疑問だったが、どうも、そうゆう事らしい。バスを利用するのはほとんどが運び屋なのである。その日に市場に出す商品をバスの載せて運んでいるのだ。朝早く目的地に着くのは多分その運び屋達のニーズに合わせた結果だろう。僕ら旅行者にとっては迷惑な話なのだが。

アウミングラーバスターミナル 下呂温泉直行バス

次に乗るミャワディ行きのバスは夕方7時発だ。夜が明けるまでバス会社のオフィスで時間を潰す。明るくなって外に出る。ヤンゴンのアウミングラーバスターミナルは町の外れにあった。ターミナルには多くのバス会社が軒を連ねて並んでいる。その前にはバスが所狭しと並ぶ。そこにあるバスはほとんどが日本で使われていた中古のバスだ。「下呂温泉直行バス」もありました(笑)

ヤンゴンのゲームセンター

ターミナル近くにはコンビニやレストラン、ネットカフェなどもありました。暑いのでビールを飲みにレストランへ。朝食を食う。

バスターミナル近くのマーケット

食事を済ませバスターミナル周辺をぶらぶらする。近くのマーケットに行ってみる。しかし、この暑さだ。2時間ほど歩いたらへばってしまった。これと言って見るような所もなく疲れたるだけでした。仕方なくバス会社のオフィスに戻る。

売り子 売り子

バスの待合室で座っていると、いろんな売り子達がやってきた。腕時計、おもちゃ、洋服などなど。バスの待合室では売れないだろって品ばかりだ。バスの時間まで、やることなく待合室に置かれているテレビをボーと見て過ごす。こんな事ならバガンの滞在を一日伸ばせばよかったな、と後悔した。(続きは次のページ)

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