みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

ヤンゴンをぶらぶら散策

     東南アジア編

ヤンゴンの宿には夜10時ごろ着いた。バンコクのホステルを出たのは前日の夕方6時だったから実に28時間の大移動だった。さすがに疲れたのでシャワーを浴びてグッタリ寝る。ヤンゴンには3泊4日の滞在だ。着いて2時間で早くも1日目(2015/05/29)が終了した。

2日目(2015/05/30)。ヤンゴンの宿「アッガ ゲストハウス」は朝食付きだった。朝食を取っていると二人の日本人がチェックインしてきた。シンヤ君とミナミさんです。二人はバガンからのバスで一緒になったとの事。久しぶりの日本人との遭遇です。少しだけ会話して一人で外に出る。とりあえず、宿の周りと駅までちょっと歩いてみる事にした。

ゲストハウス近くのスーパーマーケット

宿の近くでコンビニやスーパーを探す。スーパーは近くにあった。「JAPAN STORE」が気になる。タイではセブンイレブンが50メートルぐらいの間隔で乱立していたが、数年前まで鎖国状態にあったミャンマーにはあるはずもない。やはり、こういった世界的な大手チェーンはまだないのかな?と思ったら・・・

ゲストハウス近くのロッテリア ロッテリアは韓国資本?

ロッテリアがあった。お昼はハンバーガーで決まりです。バーガーの包み紙にはハングル文字が書かれてあった。どうも韓国資本のようです。少しずつ外資も入って来ているのかな?


ヤンゴンにも自家発電機

街中を歩いていると自家発電機が置いてある。ヤンゴンでも停電は日常茶飯事のようです。滞在中も何度か停電しました。でも、復旧は早かった。シェムリアップのように一晩中停電する事はなさそうです。

運賃後払い 京阪京都交通

ヤンゴンの道路はクルマで溢れています。しかも、ほとんどが日本の中古車です。路線バスにはそのまま日本語の表記が残っていました。ヤンゴンでの「日本」探しはクルマを見ればいくらでも見つかる。

初心者マークを付けた車 DAIKINタクシー

初心者マークもそのまま付けて走っています。DAIKINのタクシーも見つけました(笑)。中古車と言っても比較的新しい車種のクルマが多い。日本の中古車なので、もちろん右ハンドルです。でも、ミャンマーは右側通行なので走りづらそう。いっそうの事、左側通行にすればいいのに・・・

ボージョーアウンサンマーケット

宿の周りの散策が済んだらヤンゴンの駅まで歩く。途中にボージョーアウンサンマーケットがある。大きな昔ながらマーケットのようです。中に入るといきなり日本語で話しかけられた。「ロンジー、安いよ! お店を案内するよ。 見るだけタダね。」とマーケットを勝手に案内しだす。ポストカードや扇子を持って子供達も「買って!買って!」と寄ってきた。僕、大人気です(笑)。

まずは、ロンジーの店へ。ロンジーとはミャンマーの伝統的な民族衣装で腰巻スカートみたいな物です。「買わないよ」と言うと、次はアクセサリーの店へ。「ヒスイ、ニセモノ安いね!でも、本物よりキレイだよ。これ100円ね。本物は高いよ!」と、偽ヒスイのブレスレットをお土産にと薦めてくる。「買わないよ」と言うと「何が欲しいんだ?」と尋ねられた。「何も買う気はないよ」と言って半ばて強引に振り切る。

すると「日本人? 案内するよ。」とすぐに別の案内人が現れた。なんと僅かな時間に3人のもガイドに声をかけられる。それにしても皆さん、日本語が上手です。どこで覚えたのだろう。次が来る前に、逃げるようにマーケットを出る。少し歩くとヤンゴンの駅だ。

ボー・ジオーク通り

ヤンゴン駅とボージョーアウンサンマーケット前の大通り。建物が建ち並ぶ大通りだが、古い建物が多く近代的なビルはまだ少ない。歩道には露店が並び「これ、誰が買うんだよ」みたいな、ガラクタが多く売られている。大通りの上を高架道路が駅へと線路を越えて渡していた。

ヤンゴン駅のホーム

線路の上を走る高架道路を渡る。ヤンゴン駅は、一見、廃墟のような古く趣のある駅でした(←良く言うとね)。なぜか駅の正面からは入れず、高架道路に面した横から駅に入るという不思議な作りでした。

ヤンゴン駅の駅舎
廃墟感漂うヤンゴン駅。駅舎へは正面からは入る事が出来ないようだ。

日本のカップ麺 JAPAN STOREの雑貨

さて、前日の大移動の疲れも残っていたので本日はこれにて終了です。スーパーにより買い物して宿に戻ります。カップ麺など日本や韓国の商品も棚に並ぶ。気になってた「JAPAN STORE」にも寄ってみた。ダイソーのような日本の雑貨屋さんだった。やっぱり日本製品のクオリティは高い。海外を旅して改めて感じました。

3日目(2015/05/31)。今日は朝から外に出ます。バスターミナルからタクシーに乗って来る時に見かけた大きなパゴダが気になったので見に行く事にした。3キロほど歩きます。パゴダは玉ねぎ型の仏教寺院です。

遠くに見えるはシュエダゴン・パゴダ

歩くこと40分あまり。遠くに黄金に輝くシュエダゴン・パゴダが見えました。しかし、門は閉まり中に入る事が出来ません。もう少し先に行くと入口がありました。どうやらパゴダの前は公園となっているようです。「PEOPLE’S PARK」と言う公園で入園料が掛かります。300チャット(約34円)を払うとチケットの代わりのシールを服に貼ってくれます。

PEOPLE'S PARKの池

「PEOPLE’S PARK」の中には遊園地みたいな施設もある。池の周りはのんびりとした感じでヤンゴン市民の憩いの場のようだった。

ヤンゴン市民の憩いの場

この公園、かなり広くて迷路のようで迷います。パゴダを目印に歩くのですが、常に見えている訳ではなく。なかなかパゴダに辿り着けません。

遊園地は人でいっぱい SUPER SWING

遊園地の部分は人で溢れて騒がしかった。アトラクションがちょっと古くて懐かしい。昔の日本の遊園地みたい。大人も、子供も、一緒になってはしゃいでいる。ミャンマーでは遊園地は数少ない娯楽の一つなのかな?

PEOPLE'S PARKの噴水とシュエダゴン・パゴタ

ようやく、シュエダゴン・パゴダの前に出た。噴水からパゴダまで公園の中をまっすぐ道が伸びている。

シュエダゴン・パゴダへ
シュエダゴン・パゴダへ続く道。暑いのでみんな日傘を差しています。

PEOPLE'S PARKの出口

先まで歩いて行ってみると道の先は行き止まりとなっていた。出口が閉まり外には出れない。道路を挟んで向いにシュエダゴン・パゴダがある。ちょっと迂回して公園の外に出た。パゴダを見に行ってみる。

シュエダゴン・パゴダへの入口

なかなか大きなパゴダです。中には靴を脱いで入ります。短パンもNGみたいなので中には入りませんでした。ロンジー、買っとけばよかったよ!

お坊さんも日傘を指す

お坊さんも日傘を指しています。傘の色は地味で控えめです。なんだか笑えます。お坊さんだって暑いんです。暑い中を歩いて疲れたので宿に戻ることにした。傘、持ってくればよかったよ!

ゲストハウスに戻るとシンヤ君とミナミさんに食事に誘われた「昨日、ビールが500チャット(約56円)で飲める店があったんだよ!」と、どうも二人とも「のんべい」のようだ。暑い日はビールが一番! ビールを飲みの外に出る。安くビールが飲める店へ。

しかし、どの店もビールは少し高い700チャット(約80円)でした。これでも随分と安いのだが・・ 昨日行ったという店にも行ってみた。しかし、その店もなぜか700チャットでした。「なんでだろう? 昨日は週末だったので安かったのかな。 時間帯によっても値段が違うのかも。」ちょっと謎でしたが、真相はどうやらこれみたい。

ミャンマー全土に衝撃が走ったであろう事件!!(2015/06/03)
http://yukitabi55.blog.fc2.com/blog-entry-630.html

旅の参考にと世界一周中の他の方のブログを読んでて見つけました。どうやらビールが全国的に値上げになったらしい。ちょうど同じ時期にミャンマーを旅していた「ゆきんこさんのブログ」より。

BBQの店で串焼き数本とビール3杯で4,000チャット(約450円)。安いです。食事を終えて店を出ると突然のスコールに見舞われた。店の軒先で雨宿りをする。傘がないので動けない。すると、店で飲んでいた、おっちゃんグループに「一緒に飲もう!」と声をかけられた。

おっちゃん達にビールをご馳走になる。「俺達はミャンマーの民主化運動をしているんだ!」と話してくれた。そういえばミャンマーは軍事政権下だったなあ。ヤンゴンでは、いろんな所でアウンサンスーチー氏の写真を見かける。民主化運動をしている人も多いようだ。おっちゃん達はとても陽気で楽しい時間を過ごせました。

最終日(2015/06/01)。荷物をまとめチェックアウトの準備をする。次は仏教の三大聖地バガンへと移動です。シンヤ君とミナミさんともお別れです。最後に昼食を一緒に食べる約束をした。午後1時にゲストハウスで二人を待つ。しかし約束の時間を過ぎても二人は来ない。30分ほど遅れて二人はやって来た。「二人ともミャンマー時間になちゃっているな」と、思った。

昼間からビールを3杯も空ける。ヤンゴン最後の食事も楽しく過ごせた。4時頃ゲストハウスに戻り、シャワーを浴びて出発に備える。午後5時にタクシーが来ることになっていたが、来ない。やっぱり30分ほど遅れてやって来た。「ミャンマーは時間にルーズだなあ」と、思った。

アッガ ゲストハウスの料金表

ゲストハウスでタクシーを手配してもらう。運賃は9,000チャット(約1,000円)でした。来る時は10ドルだったので、まあ悪い値段ではなかったようだ。バガン行きのバスのチケットは18,500チャット(約2,100円)でした。もちろんVIPバスです。

シンヤ君達に別れを告げタクシーに乗りこむ。タクシーは渋滞する道を避け、ちょくちょくと抜け道に入り、ヤンゴンの街を抜けて行く。それでもアウミングラーバスターミナルには1時間ほどかかった。

アウミングラーバスターミナル

バガンへは午後8時発のバスに乗る。バスの搭乗手続きは8時になってようやく始まった。「ミャンマー時間だなあ」と、思った。

ふと、バスの時計を目をやると、時計の表示は7時半となっている。時計も遅れているな、いや待てよ、ひょっとして・・・ スマホの時間の設定でミャンマー時間を確認する。「ラングーン GMT+6:30」となっていた。え~、ミャンマー時間はタイ時間より30分遅いのか。ヤンゴン滞在中はこの時差に気づかず、ず~と、タイ時間のまま過ごしていました。だから、みんな30分遅れで動いていたのか、と言うか、僕が30分早く動いてたのか。ミャンマー時間に合わせなければならないのは僕の方でした(笑)。

世界一周 84日目【5/30】(ミャンマー・ヤンゴン)
ロッテリア 3,900チャット
バスチケット(-バガン) 18,500チャット
ペプシコーラ 300チャット
ミネラルウォーター 120チャット
ビール 820チャット
その他 610チャット
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     合計24,250チャット(≒2,800円)

世界一周 85日目【5/31】(ミャンマー・ヤンゴン)
PEOPLE’S PARK 300チャット
コーヒー 2100チャット
夕食(ビール3杯含む) 4,000チャット
その他 5,150チャット
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     合計11,550チャット(≒1,300円)

世界一周 86日目【6/01】(ミャンマー・ヤンゴン)
タクシー(-バスターミナル) 9,000チャット
パン&コーヒー 1,600チャット
夕食(瓶ビール2本含む) 3,600チャット
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     合計14,200チャット(≒1,600円)

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