ハノイをぶらぶら散策
ハノイには4泊5日の滞在だ。予約していたホテルはダブルブッキングだったようで、ベッドが空いておらず、初日は別のホテルに泊まる事となった。次の日、予約していたホテルに戻って来る。「4泊だったね!(ホテルの兄ちゃん)」「いや、すでに別のホテルに1泊してるだろ!3泊だ!(僕)」なんとも、いい加減な兄ちゃんだ。
ホテルのチェックインが済むとハロン湾ツアーとオープンバスのチケットを薦められる。ハロン湾ツアーには土日は避けて2日後の月曜日に行く事にした。すると、ホテルの兄ちゃんがハノイの観光マップを取り出し「今日はこれからポリズン(ホアロー収容所跡)とテンプル(文廟)に行って、明日は午前中にホーチミン廟とミュージアムに行き、3日目がハロン湾ツアーだ! そして、ホテルをチェックアウトしたらオープンバスに乗ってフエに行く。」と、勝手に旅行プランを立ててくれた。さらに「この辺りでは1ドルでビールが4杯飲めるよ。ワッハッハ!」との情報もくれた。
ハノイのホテルは旧市街地の中にあった。旧市街の道は細く交差点には信号はない。そこに人とバイクとクルマがひしめく。交差点には四方八方からバイクが雪崩れ込む。ほとんど暴走状態だ。その間を人はスリ抜けなければならない。ベトナムも中国と同じく歩行者よりクルマが優先だった。慣れないと交差点を渡るのも一苦労です。
ベトナムではバイクの2,3人乗りは当たり前です。乗ってるバイクはHONDAとYAMAHAが圧倒的に多い。
旧市街地の道沿いには同じ種類の店がたくさん並んでいます。通りによって出店できる店が決まっているらしく、靴・サンダル通り、サングラス通り、お菓子の問屋通りなどがありました。
道を歩いてると必ず話しかけてくるのがバイクタクシー。数分おきに次から次へと声を掛けられます。「ヘイ、オートバイ!」と一言だけの人もいれば、「どこに行きたいの?、何を探しているの?、どこから来たの?」と、しつこく付きまとう人もいる。最初は「ノー、サンキュー 」と断っていたが、あまりにも頻繁に声を掛けられるので無視するようした。僕の観光は歩くのが基本、ゆっくり街中を散策したいのに・・・ うるさい。
ハノイ観光はホテルの兄ちゃんのプランを基本に巡る事にした。一日目はホアロー収容所跡(ポリズン)と文廟(テンプル)だ。細い旧市街の道を抜け、ホアンキエム湖前の広い通りに出る。
ホアンキエム湖の回りは公園になっていて、バイクタクシーの客引きから逃れる事ができる。近くには「イッテQ!」でも紹介された水上人形劇の劇場がある。
ホアンキエム湖と玉山祠(ぎょくさんじ)
タンロン水上人形劇場。近くにはロッテリアがありました。ベトナムではマクドナルドより多く見かける。
まずは、もらった観光マップを片手にホアロー収容所跡を探すが見つける事が出来なかった。ハノイタワーの所がそうだったのかもしれない。
次の文廟へ行く前にハノイ駅を覗いてみる。ハノイはベトナムの首都なのにとても駅は小さかった。駅の中には人も数えるほどしかいない。ベトナムの長距離移動の主役はバスのようです。
首都ハノイの街中を走る線路は単線だった。滞在中に電車が走ってのを見る事はなかった。
ホテルの兄ちゃんがテンプルと言っていた文廟へ。中国様式のお寺で孔子が祀られている。こういうところがガイドさんが欲しいですね。何となく見て周るだげになっちゃいます。庭がとてもキレイでした。
これで一日目の観光は終了です。ハノイの街は交通量も多く、信号が少ないので歩くだけでも結構神経を使います。かなり疲れました。(続きは次のページ)