桂林でマッタリ過ごす
「漓江の川下り」で丸一日、バスと舟に揺られて疲れきっていたので、ホテルの滞在を2日間延長して身体を休める事にした。桂林の宿「桂林68°酒店」はとても居心地がよかった。シングルで1泊、51元(約990円)と格安(ドミトリーだとさらに半値!)なのにサービスがとてもいい。
桂林68°酒店のシングルルーム。エアコン、テレビ、バス、トイレ付きで一泊1,000円程度です。毎日、ルームクリーニングに入ってくれてアメニティグッズも補充してくれます。日本の安いビジネスホテルよりサービスいいです。しかも、フロントの女の子が可愛かった。そりゃ、長居したくもなる。
中国の街はいたる所で再開発の真っ最中です。ホテル近くのビルも取り壊し中だった。ビルに設置してあったであろうホテルの看板が地べたに置いてある。この看板がホテルへの目印だったが・・・
次の日、ホテルに帰ると無くなっていて、ホテル周辺で迷う。まさに神隠し。朝まであったホテルが無くなった? 10分ほど辺りを彷徨う。看板が置いてあったホテル入口のビルが壊されていたのだ。
その次の日には看板が復活していました。宿泊客から「場所が分からない」と苦情でも出たのだろう。中国の路地は入り組んでて、どこまでが道で、どこからが私有地なのか分かりづらい。
桂林の街は都会で「漓江の川下り」以外はこれと言ってやることもない。桂林北駅周辺をぶらぶら散策して周った。
駅近くにはバスターミナルがあり、その前の通りには露店が並んでいる。そこの麺が美味しそうだったので食べてみる事にした。「ハウ、マッチ!」と聞くが通じない。だいたい10元前後なので20元を渡せば足りると思い、20元札を渡すと「違うよ」って風な素振りをされる。20元じゃ足りないのか?さすがにそれは高いだろ。すると奥にいた若い兄ちゃんが「テン!」と教えてくれた。じゃあ、お釣りをくれよ、おばちゃん!
露店の麺。調理には「この水を使うよー」って見せてくれた。濁っているけど・・・「OK!」火も通すし大丈夫だろう。味は申し分ない。中国に来て少したくましくなった気がする。
他にも車の部品の店が集まるエリアや・・・
小さな店が集まる商店街が駅の近くにありました。同じような店が集まっており、取り扱っている商品もだいたい同じ。これで商売になるのだろうかと疑問に思う。
百並商貨物流城。どうも「城」はショッピングモールや商店街を指すらしい。ちなみに「○○中心」が○○センター、コンビニは「便利店」、ホテルは「○○酒店」です。「火車」が列車で「汽車」が車、バスを指します。(続きは次のページ)