桂林から南寧へ、次はハノイだ!
さて中国の旅もこれで、おしまい。次は南寧を経由してベトナムへ入ります。南寧からはハノイ(河内)までの直通の列車とバスが出ていてベトナムへ行く旅人の中継地点となっている。特に観光する所もないけど、長距離移動に備え2泊滞在する事にしました。
桂林北駅から11:59発の南寧行きの列車に乗り約5時間半の移動です。昨日も買った5個10元のパイ菓子を買って列車に乗り込む。列車は9分ほど遅れて発車しました。
中国の列車はすべて指定席だが「無席」って言うチケットも販売されていて、席のない乗客も乗っています。自分の席に行ってみると、案の定、「無席」チケットの乗客が座っていました。「そこ僕の席だよ!」とチケットを見せると隣の席に移動してくれた。
次の駅では隣の席の乗客が乗ってきた。また「無席」の客は席を移動・・・ こうやって「無席」客は、空いてる席を見つけては移動を繰り返します。指定席の乗客も怒る素振りも無く、これが中国では普通の光景のようです。
午後5時半頃に南寧駅に到着しました。ベトナムはハノイ行きのチケットを手配しようとチケット売り場を探すが、南寧駅は大規模に工事中でチケット売り場が見つからない。それに、雨がポツリポツリ・・・、ハノイへは国際バスもある事だし一旦、宿に荷物を置いて出直す事にした。
南寧の宿「グリーン フォレスト ホステル」は旧市街の中にあり近くの通りには幾つもの露店が並んでいます。1部屋4人のドミトリーで一泊45元(約880円)でした。宿に着くと「日本人が一人、同じ部屋に泊まっているよ」との事でした。中国では初の日本人との遭遇です。久しぶりに日本語が話せます。しかし、部屋に入るが日本人は外出中でした。一人で飯を食べに出る。
露店が並ぶ近くの通り。皿うどんみたいな麺を食べました。ボリュームもあって安くて旨い。南寧も桂林と同じく物価が安いようだ。
部屋に戻り、くつろいでいると同室の日本人が戻ってきた。アキ君です。香港から中国へ入り、南寧には10日ほど滞在するそうだ。「ベトナムビザの有効期間が4月15日からなんですよ・・・」べトナムはビザ無しでも2週間滞在できるが、彼は日本でベトナムのビザを取得して来ていた。ビザ無しでも入国できるのだから、期限前でも入れるのではないか?と、思うのだが、実際はどうだか分からないので15日まで南寧に滞在すると言う。「早くべトナムに行きたいよ~」と、ぼやいていた(笑)。
アキ君は、ベトナムへはバスで入るとの事。昨日、同室だった欧米人3人と一緒に南寧のバスターミナルまでチケットを買いに行って来たと言う。南寧では、やることなく暇なので、明日、チケットを買いに一緒に行ってくれることになった。バスでの国境越えが決定!
これから、ここで知り合った中国人の二人と露店に牡蠣を食べに行く約束があるとの事で、ご一緒させてもらうことにした。露店で売られていた牡蠣は、ちょっと小ぶりだが3個で10元と激安で美味しかった。中国人の二人がビールと水餃子をおごってくれた。日本のアニメとAダルトビデオが大好きな、とても親日で陽気な中国人でした。
次の日はアキ君に案内してもらい、ハノイ行きのチケットを買いに行きました。昼食を一緒に食べて、いろいろと情報交換も出来た。ホテルに戻ると、またまた、日本人の旅人と遭遇。南寧の日本人率、高ーー!!
8:50発、南寧→越南河内(ハノイ)の国際バスチケット
ベトナムから南寧に来たというタカさん。「もう滝には行った?」最初の一言がソレ。中国とベトナムの国境にはバンゾック滝(徳天瀑布)という滝があるらしく、国境をまたぐ滝としては世界第2、アジア最大の滝のようです。中国は広く奥が深いですね。まだまだ見どころがありそうです。
タカさんは、とても旅慣れされた方でいろいろと情報をくださいました。ちょっと話が長かったかな?(笑) 中国最後の夜は日本人3人で語り合い楽しく過ごせた。いよいよ、3カ国目のベトナムです。
世界一周 32日目【4/08】(中国・桂林-南寧)
パイ生地のクリームパン(5個) 10元
皿うどんみたいな麺 9元
カキ焼き(3個) 10元
その他 4元
グリーン フォレスト ホステル(2泊分) 90元
—————————————–
合計123元(≒2,400円)
世界一周 33日目【4/09】(中国・南寧)
バスチケット(南寧-ハノイ) 168元
餃子/小龍包/炒飯 21元
中国版ビビンパ 12元
その他 5元
—————————————–
合計206元(≒4,000円)