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元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

オミクロン株で「コロナ禍」の終焉を願う(ゲストハウス / ホステル価格調査2022年3月)

     ゲストハウス価格調査

ゲストハウス価格調査2022年3月(対象日3/15、調査日2/15)

今回は3月のドミトリー価格調査です。暖かくなって人も動き出す季節。観光はシーズンイン!となりますが、まだ少しオミクロン株の影響が残りそうな感じですかね。価格は適正価格に戻りそうな感じですが、ドミトリーの提供数(軒数)は増えて来ませんね。長引くコロナ禍でドミトリールームの解体が進んで個室での提供が増えている感じ。またドミトリーに戻すタイミングを探っている状態でしょうか? ドミがあってこそのゲストハウスだと思うので早くインバウンドも復活してドミトリーの提供が増えるのを願ってます。

東京都のドミトリー価格とゲストハウス/ホステルの軒数(東京_2020_4-2022_3)

大阪市のドミトリー価格とゲストハウス/ホステルの軒数(大阪_2020_4-2022_3)

京都市のドミトリー価格とゲストハウス/ホステルの軒数(京都_2020_4-2022_3)

福岡市のドミトリー価格とゲストハウス/ホステルの軒数(福岡_2020_4-2022_3)

どうやらオミクロン株もピークアウトをしたようで収束も近いかなと思われます。さすがに、これをもって「コロナ禍」も終焉と願いたい。しかし「コロナ禍」が終わればいよいよ’アレ’が動き出します。そう「Go toトラベル」です。

「Go toトラベル」は、これまでの情報だと「割引率を30%に引き下げた上で、地域共通クーポンの配布は平日3000円、休日1000円の定額制」となるようです。低価格帯に配慮したように見えますが、これだと平日は4285円以下の宿は実質負担ゼロ!になるんですよね。

4285円 - 30% ≒ 3000円
地域共通クーポン券3000円で実質負担ゼロ!

そうなるとゲストハウスの価格帯は3,000円以下がほとんどでしょうから逆ザヤ、錬金術が成立します。さすがに「Go toイート」の「トリキの錬金術」の前例がありますから対策はなされると思います。問題なのは「4285円以下の宿」では実質、価格差がなくなること。当然、設備面で劣るゲストハウスのゲストはほとんどをホテルに吸い上げられてしまいます。

「コロナ禍」が終わっても次は「Go toトラベル禍」に見舞われそうなゲストハウス業界。ドミトリーが増えず、個室の提供が増えるのも仕方ないのかもしれません。

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