ちょっと、これヤバイんじゃない?ゲストハウス、総崩れ!(ゲストハウス / ホステル価格調査2020年9月)
前回の価格調査で「Go Toトラベルキャンペーン」はゲストハウスには恩恵は少ない、むしろマイナス!と書きましたが、まさにその通りとなりそうです。特に新型コロナウイルスの陽性者が増えている東京都、大阪府の軒数の減少が目立ちます。宿泊料金の相場も下落傾向。やはり「Go Toトラベルキャンペーン」はゲストハウスと相性が最悪です。
キャンペーン参画の条件が「感染対策の徹底」なのでルームシェアするゲストハウスやホステルは敬遠されがち。そもそも元々の価格が安いので割引きにお得感がない。旅館やホテルとの価格差も小さくなるので、少しお金を足して「シェアルーム」より「個室」に泊まったほうが安心ってなっちゃう。
「Go Toトラベルキャンペーン」が始まってからウチのゲストハウスは宿泊者は激減しました。ちょっとキャンペーンに期待していただけに絶望感が半端ないって! 今月、8月14日までの売上が10,400円です。これってありえないですよ。8月ですよ! 夏ですよ! しかも今日以降の8月の予約はゼロ。どうするこれ? ウチは休業要請が出ない限り休業はしないって方針でしたが、状況次第では休業するかもです。
ちなみに7月の売上減は7月1日から始まった「佐賀支え愛 宿泊キャンペーン」の影響です。宿泊者2名以上で合計宿泊金額が2万円以上で1万円が割り引かれるというキャンペーンです。ウチのゲストハウスでキャンペーンが適応されるには、2名で最低6泊しなければならない。そんな長期泊する日本人いないって! 恩恵を受けたのは嬉野の高級旅館ぐらいじゃなかろうか? せっかく6月から売上が戻って来てたのに・・・国も県も何してくれてんねんって感じです。