みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

トランジット カザフスタン (トルコ・イスタンブルへ)

通常、カザフスタンへ入国するにはビザが必要だ。だが、2015年7月16日から2017年12月31日までは期間限定で、15日間に限り日本人はビザが免除されるとの情報だった。インターネットで念入りに調べたので間違いない。どうもカウンターの職員がこの事を知らなかったようなのだ。

ここで僕も大きな勘違いをしていた。カザフスタンは空港内で飛行機を乗り継ぐだけのトランジットだ。カザフスタンには入国するわけじゃない。そもそもビザは不要だと思っていた。職員に「トランジットだ! トランジットだ!」と伝えてみるも「ビザは必要だ!」との一点張り。押し問答となってしまった。え~、ここまで来て飛行機に乗れないのか?

アスタナ航空の航空券

インドでは最後の最後までヒヤヒヤさせられる。15分ぐらいは揉めただろうか? ビザが不要になっている事の確認が取れ、無事に航空券を発券してもらえました。だが「トランジットなのでビザは不要だ」というのは大きな勘違いだった。確かに最初に予約した「eDreams」の航空券ではニューデリー【インド】⇒アルマトイ【カザフスタン】⇒イスタンブル【トルコ】と国際線⇒国際線の乗り継ぎなのでビザは不要だった。

ところが、その「eDreams」の航空券がキャンセルとなり、新たに取り直したアスタナ航空の航空券はニューデリー【インド】⇒アルマトイ【カザフスタン】⇒アティラウ【カザフスタン】⇒イスタンブル【トルコ】と国際線⇒国内線⇒国際線と、間に国内線を挟んでしまっていた。つまり、カザフスタンへは一旦入国しなければならなかっのだ。もし、期間限定でのビザ免除の処置がなかったら、本当に飛行機には乗れなくなるところでした(汗)。

アスタナ航空の機内 アスタナ航空の機内食

まずはアルマトイ国際空港まで約4時間のフライトです。アスタナ航空はLCCではないのでシートも広く機内食も美味しかった。なかなか快適なフライトでした。

アルマトイ国際空港に到着

15:50 アルマトイ国際空港に到着。インドとカザフスタンには30分の時差がある。空港の中に入ると、すぐにトランスファーの案内があったので、そちらに行こうとすると止められた。この時に初めてカザフスタンにはトランジットではなく入国が必要なのだと気づきました。

さて、ここでの乗り継ぎは約11時間もある。せっかくカザフスタンに入国したのだ。少しカザフスタンの町並みでも見てやろう。とりあえずは現地通貨が必要だ。しかし、カザフスタンには入国するつもりはなかったので、物価はどれくらいなのか? 詳しく調べていなかった。僕のイメージでは旧共産圏だし、発展途上国だろうから、そんなに高くはないだろうと思っていた。

アルマトイ国際空港のタクシー乗り場

空港の外に出てみると、すぐにタクシーの乗り場があった。「市内までスリー、サウザンドだよ!」とタクシーの運ちゃん達が声をかけてくる。300テンゲか! 意外と安いなあ。日本円で200円ぐらいです。まあ、5,000円もあれば観光には十分かな? 数時間しか滞在しないのだ、お金は最低限、必要な分だけ引き出そう。空港のATMで8,000テンゲを引き出した。

タクシー乗り場に戻るとタクシーの運ちゃんが「タクシーで観光地をめぐって10,000テンゲでどうだい。格安だぞ!」と声をかけてきた。日本円で約6,600円です。あ~れ、意外と高い!「市内まで300(約200円)で行けるんじゃないの?」と聞いたら「そうだよ。スリー、サウザンドだよ!」・・・ ん? スリー、サウザンド?! あっ、サウザンドって100じゃなくて1,000じゃないか! 簡単な英語を間違えていた。なぜ、こんな間違いをしたかというと・・・

空港のタクシー乗り場の料金表示

タクシー乗り場には「Airport-Ciy(18-25km 250 -400 〒)」との表示があったからだ。どうも一の位の「0」のシールが剥げてしまっているようです。これを見ていたので「スリー、サウザンド」と聞いて「300」と思い込んでしまっていたのだ。でも、この表示には・・・ 悪意を感じる。ちゃんと直せよ!

空港からアルマトイ市内までは3,000テンゲ(約2,000円)でした。所持金は8,000テンゲしかない。タクシーで往復してたら、ほとんどお金が残らない。観光案内所で路線バスはないのかと聞くと79番のバスで市内まで行けるとの事だった。フライトまでには、たっぷりと時間がある。アルマトイの街まで行ってみることにしました。(続きは次のページ)

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