新年あけまして おめでとうございます
現在、マカオにいます。マカオでは、カジノに入りびたりで・・・
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ウソです。小説の話です。宣言どおり読書の冬を過ごしています。先日買った深夜特急1(香港・マカオ)を読み終えました。今年(年は明け昨年)も一人寂しく年越しです。
昨年の仕事の最終日。昼休みの食堂で40歳の期間工の同僚から食事にでも行かないか、と誘われた。「正月は田舎に帰るの? 俺は帰らないんだけど・・・ 大晦日、暇なら飯でも食いにいかないか?」。コイツは・・・ 今まで3回ほど飲みに誘ったが、1回はドタキャン。残り2回は遅刻してくる。いいかげんな奴だ。この「お誘い」、どのような結果になるか、なんとなく予想はできた。「いいよ。行こう!」コイツの幹事、しかも大晦日の夜。何処へ連れて行ってくれるのか・・・少し、興味があった。「また、電話するので・・・」と、仕事納め。
そして、大晦日。
・・・ 電話なし。ある意味、予想どおりである。「幹事でもドタキャンするんだな、コイツは!」期待もしていなかったので、一人で飲み始める。午後9時を回った頃、電話が入った「ちょっと用事があってさあ。今から知立のサウナまで来れる? 店、もう閉まっててさあ・・・」
用事だって? パチンコでもしてたんだろう。電話を入れる時間ぐらいあったはずだ。「行かない!」行くわけないだろ!もう酒も入っているし・・・外、寒いし、動きたくない。しかも、なんで大晦日に男二人でサウナなんだ。飯、食うんじゃなかったの?
「じゃあ、年明けてから飲みにいこうか?」・・・また、誘って来たよ!この人。「はい、はい。また今後って事で・・・」次も、期待できないな。
大晦日の夜は寿司と日本酒。そして、年越しそば。去年の写真じゃないよ。
ひとり寂しく、テレビを見ながら年越しを待つ。しばらくして少し眠くなったので、ベッドに横になっていると寝てしまった。
起きたのは年も越して午前1時ごろ。つけっぱなしのテレビでは「カウントダウンTV」が流れていた。・・・むなしい。とりあえず風呂に入り身体を清めて、さあ、新年のご挨拶。
明けまして おめでとうございます
酔いもさめて、小説の深夜特急を読み始める。マカオではカジノ三昧。1時間ほど読書をして眠りについた。
次に起きたのは午前11時。
即席のお吸い物で、お雑煮もどきを作って正月を演出してみる。ひとり、アパートで過ごす正月は寂しいものだ。大晦日、僕を誘ったアイツも同じような正月を過ごしているのだろうか?
そんな、こんなの年越しでした。今年もよろしくね!