ゴールデンウィーク明けたら暇です (1~4月の売上報告)
ご無沙汰です。一応、元気です(笑)。ウチのゲストハウスも4月で1周年を迎えました。この1年は運営方針で悩む1年でした。田舎の観光客が多いとは言えない土地での開業で本当に経営は成り立つのか?心配でしたが、何とかやっていけると確信できました。
都市部のゲストハウスは、もはや開業ブームで飽和状態です。宿泊料がびっくりするほど下落しています。以前から「日本のゲストハウスは高すぎる! 1500~2000円が妥当。」と主張してきた僕ですが、今や1500円以下のゲストハウスが出てくるまでに。都市部(特に東京、大阪、京都)では価格の下落が予想を超えて激しいです。これからゲストハウス業界は大型店舗化が進んでいきます。特に都市部で! 小規模ゲストハウスは間違いなく駆除される事でしょう。大型ゲストハウスが出店しにくい(と言うより100%ない)田舎の方が成功する確率が高いのではないでしょうか。では、今年1~4月の売上データです。
★★ 平成30年1月 ★★★★
宿泊者数:42人
延べ宿泊数:58泊
平均宿泊日数:1.38泊/人【 売上 】:127,100円
【 宿泊者数(国別) 】
1位:日本 36人 50泊
2位:フランス 3人 3泊
3位:アメリカ 2人 2泊
4位:オーストラリア 1人 3泊【 経 費 】
電 気 代 15,002円
水 道 代 3,820円
新 聞 代 3,000円
通 信 費 8,249円
送客手数料 10,639円
★★ 平成30年2月 ★★★★
宿泊者数:55人
延べ宿泊数:71泊
平均宿泊日数:1.29泊/人【 売上 】:160,000円
【 宿泊者数(国別) 】
1位:日本 43人 51泊
2位:韓国 7人 10泊
3位:香港 3人 3泊
4位:フランス 1人 4泊
5位:カナダ 1人 3泊【 経 費 】
電 気 代 19,097円
水 道 代 3,820円
新 聞 代 3,000円
通 信 費 8,321円
送客手数料 10,961円
★★ 平成30年3月 ★★★★
宿泊者数:84人
延べ宿泊数:100泊
平均宿泊日数:1.19泊/人【 売上 】:212,410円
【 宿泊者数(国別) 】
1位:日本 51人 56泊
2位:ドイツ 6人 6泊
3位:フランス 4人 4泊
4位:ポーランド 3人 7泊
5位:スウェーデン 3人 6泊
6位:韓国 3人 3泊
中国 3人 3泊
8位:シンガポール 2人 6泊
9位:ブラジル 2人 2泊
10位:台湾 1人 1泊
フィンランド 1人 1泊
メキシコ 1人 1泊
エジプト 1人 1泊
イタリア 1人 1泊
オランダ 1人 1泊
ニュージーランド 1人 1泊【 経 費 】
電 気 代 19,510円
水 道 代 3,820円
新 聞 代 3,000円
通 信 費 7,237円
送客手数料 11,671円
★★ 平成30年4月 ★★★★
宿泊者数:66人
延べ宿泊数:117泊
平均宿泊日数:1.77泊/人【 売上 】:218,600円
【 宿泊者数(国別) 】
1位:日本 44人 82泊
2位:イギリス 4人 10泊
3位:アメリカ 4人 7泊
4位:フランス 3人 5泊
5位:ポーランド 3人 3泊
6位:香港 2人 2泊
スウェーデン 2人 2泊
ベルギー 2人 2泊
9位:オーストラリア 1人 2泊
台湾 1人 2泊【 経 費 】
電 気 代 24,054円
水 道 代 4,300円
新 聞 代 3,000円
通 信 費 8,309円
送客手数料 15,210円
12月から2月は暦の通りで売上も冬の季節。予想通りの落ち込みを見せてくれました(笑)。完全に赤字です。でも、良い傾向もあります。徐々にではありますが、外国人ゲストが増えてきています。宿泊者数もそんなに悪くはありません。問題は連泊してくれるゲストが少ない事です。一応、ウチは田舎の「沈没宿」を目指していますので。3~4泊してくれると有難いです。ゲストハウスは連泊してこそ真価を発揮します。
最近はドイツからのゲストが増えていて、何が原因なのか分からず不思議でした。どうも「Booking.com」での宿の紹介ページがドイツ語に翻訳されたのが原因みたいです。「Booking.com」のホームページは40以上の言語に対応していて世界中にPRができます。しかし、宿の紹介ページはページの閲覧数の多い言語から徐々に翻訳されています。現在、翻訳が確認できている言語は、日本語(紹介文の原文が英語)、韓国語、中国語、ポルトガル語、ロシア語、アラビア語、そしてドイツ語。何故か、宿泊者数の多いフランスがまだなんですよね。あとタイとか。
昨年の外国人ゲストのシェアは18.3%でしたが、今年は4月までで29.7%です。外国人ゲストのシェア目標は30%ですから目標達成までもう少しです。でも、ハッキリ言って「Booking.com」頼みなのです。現在、宿泊予約の約5割が「Booking.com」経由です。日本人の予約もほとんど「Booking.com」経由です。依存度、高すぎです!と言うか、日本のブッキングサイトがクソ過ぎます。インターネット上のサービスでは、あらゆる分野で日本企業は惨敗ですね。最近はAmazonプライムビデオ三昧の日々です。正直、ゴールデンウィークが終わって暇すぎです! 6月は梅雨入りで更に暇になりそう。