中山道リベンジ 4日目(前編) 小田井宿(おたいしゅく)~軽井沢宿(かるいざわしゅく)・・・
今日も天気が芳しくない。午後から雨の予報だ。そして、この旅最大の難所の碓氷峠が控えている。午前中には碓氷峠を越えておきたい。
6時50分、リベンジ4日目は佐久平駅近くの東横インからスタート。
県道9号まで戻り県道を走る。小田井宿の手前で県道から離れ小田井宿(おたいしゅく)へ。
しかし、どうも道を間違えてしまったようだ。宿場の入口の標柱にある「健康ウォーキング」案内につられて曲がってしまい、宿の中心を外してしまっていた。スタートで道を間違えるジンクス健在!
小田井宿を抜けのどかな住宅街を走る。しなの鉄道の地下道をくぐり、さらに進むと国道18号に合流。
追分宿の西のはずれ、分去れ(わかされ)。追分宿は中山道と北国街道の分岐点に位置する。
復元された高札場と堀辰雄文学記念館。「堀辰雄・・・」なんか聞いた事ある名前だなぁと思ったら、ジブリの最新作「風立ちぬ」は、堀辰雄の同名の小説が元ネタだった。テレビで再三「風立ちぬ」特集やってたからな~。文学にウトイ、僕でも名前だけはなんとなく覚えていた。
この先、中山道は一旦国道18号に戻るが再び離れ、間の宿・借宿(かりやど)を抜けていく。借宿には連子格子の家が点在していた。そして、ついに軽井沢のマンホールが現る。日本有数の避暑地、軽井沢までもう少しだ。沓掛宿(くつかけしゅく)へ。
沓掛宿は気づいたら通り抜けてしまっていた。離山交差点から左に曲がるとカラマツの並木が続き、軽井沢の別荘が点在している。
しかし、軽井沢ロータリーからはクルマが多くなり、旧軽井沢駅舎前では中国人のツアー客でいっぱいだった。ここから先が軽井沢のショッピングストリート。軽井沢は、静かな別荘地のイメージだったが、人でごったがえす観光地だった。
旧軽井沢銀座のショッピングストリート。碓氷峠頂上行きの赤いボンネットバスが走る。道は碓氷峠に向け緩やかな登っている。(動画 – YouTube)
ショッピング街を抜けた先につるや旅館。ここまで来るとひと気はなくなる。いよいよ中山道最大の難所、碓氷峠越え。
後編へ続く・・・