参拝用具をそろえる – 四国遍路で買った物(3)
さんや袋は納経帳に合わせて大きめのサイズを購入。しかし、道中はジャマでしょうがない。買うなら経本とロウソク、線香が入るぐらいの小さいサイズがあるので、そちらがお勧めです。移動中はリックに入れて、参拝の時に取り出して使うのがベストかと。見た目は防水性があるように見えますが、まったくのなし。地図や納経帳はビニールに入れて、中に入れないと雨の日は濡れてしまう。結局、納経帳はリックに入れるようにしました。あまり実用性はないですね。遍路中に1番いらないな!と思ったが、さんや袋でした。
納め札。200枚綴りのを買いました。本堂、大師堂への参拝のほか、お接待を受けたら納め札を差し上げるのが慣わしなのだとか。しかし、ほとんどお接待で差し上げる事はありませんでした。「ありがとうございます」と一言。これで十分なのだそうです。お接待の度に差し上げてたら何枚あっても足りません。あと、名詞代わりに出会ったお遍路さんと交換したり、遍路小屋や休憩所に納め札を入れる箱が置いてあったら入れてました。納め札には日付と住所と名前を書く欄があります。日付は〇月吉日と記入しておけば、いちいち日付書き足さなくてよく便利です。住所は〇〇市ぐらいまでで、あまり詳しくは書かない方がいいでしょう。
ロウソク、お線香はホームセンターで買いました。特に決まりはないらしく小さいサイズの豆ロウソクを使ってました。お線香は箱から取り出す時にボキボキ折れてしまうので、専用のお線香入れがあると便利です。こちらもホームセンターで買いました。
経本と数珠。参拝の時必要です。雨に濡れて経本はボロボロになりました。一番札所でもらった「四国遍路のしおり」にもお経が載っていて、それを見て読経されてる方もいましたが・・・う~ん、どうでしょう。
雰囲気って大事じゃな~い? 四国までわざわざ来てお遍路を体験するのだから、修行者らしい格好や振る舞いを出来ればしたいもの。とわ言え、お遍路用品を全部揃えると結構な額になります。僕の場合、17,000円も使っちゃいました。これでも輪袈裟(わげさ)は買わなかったんですよ。何でこんなに高いのだろう? 通販で揃えれば若干やすく買えたのかな?