四国遍路 36日目 第66番札所雲辺寺(うんペんじ)~第69番札所観音寺(かんおんじ)、藤川旅館
観音寺市内に入るとマンホールには寛永通宝がデザインされてある。寛永通宝にゆかりがあるのか? 観音寺市では地域通貨として寛永通宝を使用出来るらしい。市内の使用可能店で1枚30円で使えるそうです。でも何故、寛永通宝? おなかも減り途中、コンビニでおにぎりを買って食べる。アイスも買って少し休憩。ガリガリ君っておいしいですね。火照った体にいは炭酸飲料よりアイスがきく。お遍路中はガリガリ君に、はまってました。今日の宿は第68,69番札所近くの藤川旅館。先に旅館に行く予定だったが「今から外出するので、5時以降に来てください。」と言われ、そのまま札所に行くこととなった。
午後3時、68番神恵院と69番観音寺に到着。ここは本当に隣り会わせに建っています。山門を入って右から69番本堂・大師堂、68番大師堂・本堂の順に並ぶ。納経所も一緒で同じ方から両方のご朱印をいただきました。
68番神恵院
69番観音寺
旅館に行くにはまだ早いので、ゆっくりしてるとDさんが追いついてきた。「展望台にはもう登った?」「いえ、まだですけど。」へーえ、ここには展望台があるんだぁ。あとで登ってみようかな?・・・ 午後4時頃、藤川旅館からチェックインOKの電話が入る。早くゆっくりしたい気持ちが強すぎたのか?展望台に登るのを忘れてしまった。
旅館に着くと女将さんが「展望台には登られました? 寛永通宝の砂絵が見えるんですけど・・・。」と、ここで気付かされた。しまった、登るのを忘れた! なんでもその砂絵を見ればお金に不自由しないらしい。でも、なんで寛永通宝なんだ!? 記念にと寛永通宝を一枚いただいた。
風呂に入り夕方6時に夕食。なんか変わった形の貝が皿に山盛りになっている。
「マテガイのバター焼きです。」と女将さん。初めて食べる。少しグロテスクな外観ですが・・・ なかなかおいしかった。ここらではよく食べられているのだろうか? 明日は善通寺までの六ヶ寺を納めます。
*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。