みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

四国遍路 20日目 第38番札所金剛福寺(こんごうふくじ)、民宿星空

     高知編

足摺岬のジョン万次郎像

金剛福寺を納めてジョン万次郎像の横を通り展望台へ。

足摺岬の展望台 足摺岬の展望台

ここが四国最南端です。

足摺岬の白い灯台

白い足摺の灯台が見えます。絶景のはずなんですが・・・。晴れてなかったのが残念。

天狗の鼻 天狗の鼻から見る灯台 皇太子殿下御歌

さらに天狗の鼻。ここからも灯台が見えます。晴れた日にもう一度来たいな。そう思い足摺岬をあとにしました。

ここからもと来た道を戻ります。歩き初めてすぐに民宿が一緒だった男性お遍路さんが・・・。
「もう参拝終わったの早いなあ。で、戻るの?」
「真念庵まで打戻りです。打戻りしないのですか?」
「打戻りなんだけど、僕は足摺スカイラインを通って行くよ。」
それってキツクないですか? しばらくして70代女性のお遍路さんともすれ違う。「もう少しですよ」と声をかけた。カッパと傘もさして、さすがにキツそうに歩いていました。それから1時間ほど歩き、バナナを食べた休憩所まで戻ってきた。雨が強くなる。ここで宿を予約する。「少し遅くなります。」と宿に告げた。すでに午後3時を回っている。窪津漁港・・・以布利港と通る。遍路道はこの雨で川となっていた。足が痛い。時間がとても長く感じる。

ようやく今日の宿、民宿星空に到着。時間は午後6時を過ぎていた。「大変だったでしょう。風呂の用意ができてます。服は洗濯しますのでカゴに入れててください。」と女将さんが迎えてくれた。あまりに遅いので、民宿のご主人は車で探しに出てくれていた。大変、ご心配をおかけました。靴を脱ぐ。「新聞紙、詰めときますね。」と、靴に新聞紙を詰めてくれた。とても親切な女将さんだ。さっそく風呂に入る。服を脱ぎ靴下を脱ぐ。すると僕の足は見るも無残な姿になっていた。痛いはずだ。足のマメを処理し風呂を済ませて食事です。

今日の客は僕ひとり。ひとりでテレビを見ながらいただきました。痛い足を引き摺り部屋に戻る。明日は歩けるだろうか? 無理なら一旦、佐賀に帰ろう。区切り打ちになっちゃうな。

三日かけて足摺岬を攻略。この間、雨の日が続き足のコンディションは最悪に。ここでリタイヤも考えました。まだ次の札所までは40kmほどあります。

*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

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