みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

四国遍路 19日目 二泊三日で足摺岬の第38番札所金剛福寺(こんごうふくじ)を目指す二日目、民宿久百々

     高知編

19日目は民宿みやこをスタート。次の第38番札所金剛福寺(こんごうふくじ)までは50km。一日歩きます。

今日も一日雨が降りそう。昨日洗濯した服は半乾き。何とか着れなくもない。夕食と同様に朝食もかなりのボリュームの食事を平らげ朝7時に民宿を出発。しばらくして道の駅ビオスおおがた前、「昨日はここでIさん、野宿したのか。」と、思いながら歩いていると道の駅を通り過ぎてしまった。道の駅横から遍路道があったのだが・・・ また、道を間違えた。少し遠回りすることになちゃったよ。土佐入野の駅前を通りコインランドリー手前を左へ。歩き遍路道に合流して、目指すは四万十川だ! 雨も小降りになってきた。ポンチョを脱いで歩く。

四万十川 四万十大橋

午前11時、四万十川が見えた。四万十大橋の手前の休憩所でしばらく休憩。ジュースを買って休んでいると雨が強くなってきた。ポンチョは頭からかぶるので菅笠を取らないと着れない。これが結構めんどくさい。「降るのか降らないのか、どっちかにしてくれ!」

十文字のハンバーグ定食

四万十大橋を渡り、しばらく歩くと3件の飲食店がある。ここでお昼を予定していた。なんとなく、うどんには拒否反応が出てしまう。嫌いなわけではないんだけど。うどん屋をさけてレストラン大文字に入いる。和風なハンバーグ定食をいただきました。雨は小降りに・・・。

大文字山の案内

食堂を出てすぐに大文字山の案内が・・・ふと右を見ると・・・ あった! あれか? 大文字山?!

大文字山?

小さくねぇ~!と言うより山なの?

次に目指すは真念庵。ここが次の札所金剛福寺への打戻りの起点となります。国道321号線を歩く。「あっ! 今日は土曜日。早く宿を押さえておかないと・・・」と思い、新伊豆田トンネルという長いトンネルを抜けた所で宿の予約を入れる。民宿いさりびへ「・・・今日は20人の団体さんが泊まるので・・・無理ですね。」ダメだった。次に民宿久百々へ・・・宿、取れました。

午後2時、真念庵近くのドライブイン水車に到着。「真念庵はどこだ!」探したが見つからず。どうやら国道沿いではないらしい。ここが打戻りの起点。いよいよ足摺岬です。

民宿久百々

雨の日は時間がたつのが遅い気がする。疲れのせいなのか? ずいぶん長い間歩いたような気がしたが・・・ 午後4時に民宿に到着。

足の裏

足が痛い。雨が降ると足裏の皮が蒸れてやわらかくなり、マメが出来やすくなる。これがマメかー! マメとか言う可愛いもんじゃない。連日の雨の中の移動で足裏には水が溜まっていた。痛いはずだよ。歩く度に痛い。水を抜いてマメを処理します。

民宿久百々の夕食

午後6時、痛い足を引き摺り1階の食堂へ。今日の宿泊客は5人。団体ではなく個人のお遍路さんで5人泊まるのは、この時期めずらしいらしく女将さんもうれしそう。食堂に4人揃ったところで「記念に写真を撮らせてください。ホームページに載せますから。」と写真を撮られました。残りの1人は素泊まりらしい。今日一緒になったのは、20代であろう若い方、60前後の男性の方と70代の女性のお遍路さんです。みなさん歩きで金剛福寺を目指すんだとか。女将さんも加わり楽しいお遍路話。「ちゃんと帰ってこれるか心配。」と女性のお遍路さん。「バスは手を上げると、お遍路さんだと何処でも止まってくれるよ。」と女将さんがアドバイスをしていました。デザートにはスモモが出てきた。懐かしい味です。

民宿久百々の菅さん写真

ここの食堂に菅直人さんの写真が貼ってありました。ここにも泊まってたんだ。明日はいよいよ足摺岬、金剛福寺を納めます。天気には期待できません。

*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

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