四国遍路 38日目 第76番札所金倉寺(こんぞうじ)~第80番札所国分寺(こくぶんじ)、せと国民旅館
38日目は善通寺の宿坊からスタート。第76番札所金倉寺(こんぞうじ)から第80番札所国分寺(こくぶんじ)までを納めます。
善通寺の朝の勤行は朝5時30分からと早いです。朝5時には目が覚めて御影堂(みえいどう)へ。宿坊から御影堂までは繋がっており外に出ることなく行けます。ここの読経は細かく区切ってゆっくり読んでいきます。朝の勤行が終わると御影堂の地下にある戒壇巡りです。約100mもあるみたい。真っ暗な洞窟の中を「南無大師遍照金剛」と、ご真言を唱えながら進んでいきます。これでやっと朝食だ。食堂へ向う。何とか7時にはスタートできそうだ。
朝7時、宿坊を出て東院に入り南大門から善通寺をスタート。「真っ直ぐ行けばいいんだな」て、出る場所を間違えた。途中「次はどこ行くの?」と声を掛けられる。おかしなこと聞く人だな。金倉寺に決まっているじゃないか。と思って地図で確認すると、別格17番札所神野寺へ向う遍路道を歩いていた。しまった!赤門から出て真っ直ぐだった。少し遠回りしてしまった。今日も5ヶ寺を打つ予定。急がねば!
善通寺市の市街地を抜けて、午前8時に金倉寺に到着。何とか遅れも取り戻した。今日は天気もよく歩きやすい。次は第77番札所道隆寺(どうりゅうじ)です。
午前9時40分、道隆寺に到着。お遍路は午前中に頑張って距離を伸ばすのがコツ。午後からは気温も上がり思ったほど距離が伸びない。午前中にもう一つ打ちたいな。道隆寺を納めて次は第78番札所郷照寺(ごうしょうじ)へと急ぐ。
善通寺市から県道21号線を通り丸亀市へ。丸亀は「うちわ」が有名らしくマンホールやバス停が「うちわ」のデザインをしていました。(続きは次のページ)