みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

四国遍路 16日目 第36番札所青龍寺(しょうりゅうじ)、柳屋旅館

     高知編

16日目は昨日納め損なった第36番札所青龍寺(しょうりゅうじ)を納めます。

国民宿舎土佐屋上からの朝日 国民宿舎土佐屋上からの太平洋

昨晩泊まった国民宿舎土佐は屋上に登ることができます。今日の天気は晴れ。屋上に登り、朝日を眺める。眼下には無限に広がる太平洋。暑くなりそうだなぁ。6時30分、食事を済ませ温泉へ。朝風呂なんて贅沢。8時に旅館を出て青龍寺へと下って行く。そう、ここはお寺より高い位置にあるお宿。しばらく下ると昨日見つからなかった奥の院とを結ぶ遍路道が・・・あった。雨の日は視界が狭まる。来る時はなかったぞ!(そんなわけはない。)急な下りの遍路道を通って青龍寺へ。旅館から出て15分ほどで青龍寺の山門の脇に出た。こんなに近かったのか!

36番札所青龍寺の山門 36番札所青龍寺の本堂 36番札所青龍寺の不動明王 36番札所青龍寺の三重塔

青龍寺を納めて次の第37番札所岩本寺(いわもとじ)までは60km。今日中に着くわけもなく本日の参拝は終了。あとはひたすら歩くだけ。

宇佐大橋 宇佐大橋 宇佐大橋

横浪スカイラインを通るコースは結構アップダウンがありキツイらしい。ここは打戻りで宇佐大橋まで昨日歩いた道を戻ります。「こんなとこ通ったっけ?」雨の日と晴れた日では見る景色が全然違って見えます。そして、宇佐大橋。ここからの景色は絶景でした。

宇佐大橋を渡り、渡り舟や釣り船が並ぶ浦ノ内湾沿いの県道23号線を歩く。昨日の雨がウソのような晴天。気温も上がり真夏日に! 水筒にペットボトルのお茶を何度か買い足して、だらだらひたすら歩きます。途中、飲食店もなく、お昼は食べずじまい。「郵便局はないだろうか?」持ち金も少なくなり郵便局を探しながら歩く。高知は簡易郵便局が多いみたい。カードしか持って来てない僕はATMのある局でしか引き出せない。ちなみに普段はセブンイレブンのセブン銀行を使っている。全国どこにでもあるから便利だ。て、・・・ 四国にはセブンイレブンがない。お遍路には郵便口座は必須です。ようやく須崎市内までやって来た。すると前方50mほどに静岡の野宿お遍路Iさんが歩いているではないか! この先の道の駅で野宿するのだろう。僕はとりあえず郵便局へ。郵便局ではお金を下ろし、使わない荷物を家に送ることにした。1kgぐらいは軽くなったか? だいぶ楽だ。お金も下ろし今日泊まる柳屋旅館へと向います。

柳屋旅館

夕方5時頃、柳屋旅館に到着。ここは素泊まりです。高知に入って「お遍路は素泊まりだ。」て事に気付いた。旅館の食事は当然地元の名物、自慢の料理を出してくれるのだが・・・ 高知に入って「鰹のタタキ」ばっかりだ! たまにはカレーやハンバーグも食べたい! 一泊二日の観光旅行だとそれでいいのでしょうが。40泊もする四国遍路の旅。豪華な食事は毎日食べてると飽きてきます。家庭料理がいいですね。ここからは近くに店がある旅館は素泊まりで泊まることにしました。お金も節約できるしね。近くのフジ内のマックで夕食。朝食べるパンを買って旅館に戻ります。今日は暑い一日でした。明日の天気予報は曇り。少しは歩きやすそうです。

*このブログは四国遍路の回想記です。記憶違いで若干事実と違っている場合があります。

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