寝台列車 第2便 香港/100万ドルの夜景(Victoria Peak)
一晩明けて寝台列車の疲れも抜けたところで、100万ドルの夜景で有名なビクトリアピークへ行く事にした。ビクトリアピークは香港島にあり、香港島へはスターフェリーで渡ります。こちらも沢木耕太郎の深夜特急に登場する歴史のあるフェリー会社です。
朝10時、昼間の廟街へ。昨日の夜の喧騒がウソみたいに昼間は人通りも少なく静かな通りだ(まあ、ソコソコ騒がしいが)。夜になると、露店が開き賑やかな通りに変わる。
香港一の繁華街、ネイザンロードを南へ行くとビクトリア港に出る。近くにはペニンシュラ、シェラトンと有名ホテルがある。確か、沢木耕太郎はペニンシュラホテルで香港の地図をもらったのではなかったか・・・
ペンシュラホテル。屋上にはヘリポートがあり、ちょうどヘリが着陸していました。格式の高い豪華なホテルです。とても「香港の地図くださ~い」なんて言えたもんじゃありません。
そこから右へ行くとスターフェリー乗り場です。いよいよ、スターフェリーで香港島へ渡ります。
トークンを買ってフェリーに乗船。スターフェリーは2層構造になっていて料金は上層が2.5HK$(約39円)、下層が2HK$(約31円)とお得な値段でビクトリア港のクルーズが楽しめます。しかし、今日は土曜日。割増し料金で上層は3.4HK$(約52円)でした。それでも安いっす!
香港島へは約7分で到着です。船内の内装からは歴史と趣を感じます。現在、就航しているのが4代目だそうです。1965年からとの事なので沢木耕太郎も同じ船に乗っていたのかも。
フェリー乗り場を出ると香港名物のビックバスが止まっていました。
しかし、僕は歩きます。トリム乗り場まではそんなに遠くはありません。それにビクトリアピークの夜景を見たいので、あまり早く着いても時間が余るだけです。香港公園をブラブラ散歩してトリム乗り場へ行きました。
すると、行列が出来ていました。そうです。今日は土曜日です。たぶん、平日でもこんな感じだと思うけど・・・(続きは次のページ)