甲州自転車道中 1日目(東京駅～八王子宿)
さあ、出発の朝。約1年ぶりの自転車の旅となる。台風11号は過ぎ去り、少し曇ってはいるが天気も回復。なんとか旅の期間中は天気はもってくれそうだ。初日は新幹線で三河安城駅から東京駅まで移動、東京タワーに登り、深大寺を見て、八王子まで甲州街道を自転車で走る予定だ。
6:50 アパートを出る。路面が濡れているが雨は降っていない。
8:16発、新幹線で東京へ。豊橋駅で「こだま」から「ひかり」に乗換えて東京駅には10:10着となる。約1年ぶりの輪行で少し手間取る。
日本橋～高井戸宿
10:10 東京駅に到着。自転車を組み立て準備完了。まずは甲州道中の起点、日本橋へ向う。東京は晴れてはいるが風が強く、天候は不安定で局地的には雷雨となるとの予報だった。天気、もってくれれば良いが・・・
（１）10:39 日本橋。甲州道中をはじめ、東海道、中山道、日光道中、奥州道中の五街道の起点となる。橋の上には高速道路の高架が通り景観はよろしくない。さて、甲州街道の旅のスタート！と行きたいが、その前に東京タワーに登り、東京の高層ビル群をを一望することに。
（２）11:30 東京タワーに到着。やっぱりタワーと言えばこの形ですよね。高さ150mに大展望台、さらに100m上に特別展望台がある。
大展望台へ登る。やっぱ、東京スゲー！！ ニョキニョキと高層ビルが立ち並び、まさにコンクリートジャングルだ。
東京タワーから見る東京スカイツリー。やっぱり高い、すぐに見つける事ができました。
真下に増上寺、奥にはレインボーブリッジが見える。天気に恵まれ遠くまでよく見る事ができた。しかし、残念ながら強風のせいで特別展望台には登れなかった。
（３）13:07 東京駅まで戻る。東京タワーで食事をいていたら、こんな時間になってしまった。赤レンガの駅舎を見て、いよいよ甲州街道へ。
（４）13:18 日比谷公園の交差点から甲州街道の旅がスタート。
（５）13:23 桜田門前を通過。以前、東海道53次の旅で訪れた時は修復工事中だった。警視庁の横を通り、ここで寄り道、その先の国会前の坂を登る。
（６）13:29 国会議事堂前。周りには警官がウロウロしていた。国会前はさすがに厳重警戒態勢です。不審に思われないように写真を撮ったら甲州街道に戻る。半蔵門を見て四谷・新宿方面へ。
（７）13:46 四ッ谷駅。駅の横に四谷見附門の石垣が残っている。
（８）14:02 新宿御苑前に四谷大木戸跡。国道20号はトンネルを抜けるのだが、旧甲州街道は右の脇道にそれる。この辺りが内藤新宿。その先の新宿三丁目の交差点が新宿追分で、そこから左に曲がり国道20号へ再び合流する。
新宿追分は、甲州街道と青梅街道(おうめかいどう)の分岐点。
（９）14:15 新宿駅前。新宿追分を曲がらずに新宿駅まで来てしまった。ここで道に迷ってしまう。30分ぐらい駅前をウロチョロし、何とか国道20号へ出ることができた。ここからしばらくは国道20号を走る。高井戸宿を抜け、環八通りの高架を潜った先で、旧街道は一旦国道から離れるが再び合流。
高井戸宿～府中宿
（１０）15:58 旧甲州街道入口の交差点。ここから旧街道は国道20号から離れ、布田五宿(国領・下布田・上布田・下石原・上石原)、府中宿を抜けた先で再び国道20号に合流する。時間はすでに午後4時。雨も心配されたため、残念だが深大寺には寄らずに先に進むことにした。
府中宿～八王子宿
国道20号を走り、日野バイパスの入口で国道と離れ、都道256号へ。
（１１）16:59 谷保天満宮(やほてんまんぐう)前を通過。この先の多摩川に架かる日野橋を渡れば日野市に突入だ。
（１２）17:17 日野橋を渡ってすぐに多摩モノレールの駅、甲州街道駅が見える。日野は新撰組のふるさとと呼ばれゆかりのものも多く残されている。
（１３）東京都内の宿場はさすがに再開発がされ、昔の面影を感じる事は少なかったが、日野宿には、図書館前に問屋場・高札場跡の碑、日野宿本陣が残っていました。本陣は都内に現存する唯一のものらしい。
（１４）17:45 駅の先から日野坂を登り、登り切ったところに日野自動車の本社工場がある。この先で都道256号から国道20号に合流する。
（１５）浅川を渡り八王子宿へ。橋を渡ってすぐに右に曲がり、竹の鼻の一里塚へ。ちょっとした公園になっていた。国道20号に戻り八王子のホテルへ向う。
18:39 ホテルに到着。久しぶりの自転車の旅で少し疲れました。ビール(発泡酒)が旨い！ 明日は小仏峠を越え、大月駅から河口湖駅まで輪行して富士山を見に行きます。明日の天気予報をチェックすると降水確率が50％となっていた。えーー！ 今週はおおむね晴れるんじゃなかったの？
注）この記事は甲州道中の自転車旅から帰った後に書いております。
