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番外編、4日目の白川郷へのバスチケットを取る

     18きっぷで世界遺産

青春18きっぷで世界遺産の旅4日目は、いよいよ白川郷だ! そしてこの旅一番の難所でもある。日程を組むのに四苦八苦。計画は二転三転することに・・・

この旅で一番頭を悩ませたのは、高速バスでのアクセスとなる白川郷と石見銀山だ。この日程が決まれば旅全体の日程もほぼ決まる。
世界遺産の白川郷にへは高速バスでのアクセスとなります。名古屋駅からも高速バスは出ているが、出来るだけ「青春18きっぷを活用して」となると高山駅(岐阜)か金沢駅からとなると思います。

最初の白川郷案

最初は1日目に白川郷へ行くことを考えていました。まず、愛知県の名鉄小垣江駅から岐阜県のJR高山駅へ。飛騨高山を少し散策して高速バスで白川郷へ。そのあとは、金沢へ抜けるか、高山に戻るかして西へ向かい、神戸あたりで一泊する。まずは先に、西の世界遺産から回る計画だ。しかし、これだとどうも効率が悪い。西の世界遺産を回ったあとは、東に大移動となってしまう。移動で丸一日潰れてしまう。一旦、名古屋駅に戻ってしまうのも旅程としては美しくない。


そこで、先に東から攻めることにした。JR東海道本線で一気に東京まで行き、東の世界遺産日光、平泉と回って日本海側へ抜ける。白川郷へは金沢駅からの行くことにした。

白川郷への高速バス時刻表

白川郷への日程が決まれば、8日間の旅の日程もほぼ固まる。当初は7日間の予定でしたが日本三景も立ち寄ることにしたので1日伸びた。4日目に白川郷、次の5日目には日本三景の天橋立と鳥取砂丘へ行く予定だ。陽のある内に鳥取砂丘まで行く為には4日目に西舞鶴駅(京都府)近辺まで行っとかなければならない。

そこで、4日目の白川郷、金沢の日程は・・・

4日目、白川郷への日程

先に白川郷へ行って、戻って金沢を2時間ほど観光する。西舞鶴駅まで行くには17:16の電車に乗らなければならない。金沢観光の時間が短くなるが仕方がない。4日目の日程はこれでヨシ!

日程も決まったところで、白川郷への高速バスのチケットを予約する。高速バス予約サイトの「発車オ~ライネット」のページを開いてみると・・・ 高速バスには空席が多く残っており、まだ余裕があった。慌てて予約をする必要もないな。まだ、日程の変更があるかもしれない。旅の2週間ほど前の事である。

この週は、夕勤の週で夕方から仕事でした。深夜に仕事が終わり帰って旅の計画をたてる。この日もネットで各地の情報を収集して旅の計画を練った。なかなか楽しいものである。寝る前に高速バスの空席状況を確認する。席はかなり空いていた。まだまだ大丈夫だな。就寝・・・

・・・起床。夕勤の時はいつもテレビで「ミヤネ屋」を見ながら、仕事へ行く準備をしている。この日も「ミヤネ屋」を見ていると白川郷から中継が入っていた。「すごい雪だね。一晩でこんなに積もったの?(宮根)」雪の積もった白川郷が画面に映っている。すごい雪だ! 年末にはそこに行けるんだな~。さてさて、今日も仕事である。

仕事から帰る。いつものように旅の計画を練る。高速バスの予約サイトを開いてみると・・・ な、な、何と、空席がなくなっていた! 昨日まであったのにーーー! なぜだ!

どうも前日の「ミヤネ屋」が原因らしい。恐るべし、全国ネット。雪降る白川郷からの中継を見て予約が殺到したのだろう(たぶん)。どうしよう、白川郷に行けないよ~。

しかし、諦めるのはまだ早い。なんと、奇跡的に12:35発の便に1席だけ残っていた。帰りの金沢行きの便にも1席だけ空がある。まさに奇跡だ! 迷わず、すぐに予約を入れる。だが、これだと普通列車では西舞鶴駅までたどり着けない。仕方がないので特急列車を利用することにしました。4日目は、青春18きっぷを使わない日。でも、出来れば普通列車のみで旅をしたかった。

最終的に4日目の日程はこうなった。

4日目、白川郷へ最終案

白川郷へは12:35発のバスで行くことになったので、先に金沢を観光します。最初の日程では、金沢観光は2時間しか時間が取れませんでしたが、午前の高速バスのチケットを取り損ねたおかげでゆっくり観光できる事となった。だが、特急列車を利用する事となり・・・良かったのか? 悪かったのか?

注)この記事は青春18きっぷで日本の世界遺産をまわる旅から帰った後に書いております。

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