青春18きっぷで世界遺産 8日目 姫路城編
「なるべく多くの日本の世界遺産をめぐろう!」と始まったこの旅もいよいよ最終日となりました。ラストスパートと言うことで、本日は姫路城と奈良公園さらには平城京までと詰めに詰め込んだスケジュールとなっております。
7:24 倉敷駅からスタート。青春18きっぷの旅では朝早くから動き出すのが鉄則だ。しかし、姫路城の開門時間の9時に合わせて少し遅いスタートとなった。旅程を効率よく組むのは至難の業だ。岡山駅、相生駅で乗り換えて一路、姫路駅へ。
9:15 姫路駅に到着。駅を出ると姫路城まで広い道が真っ直ぐに伸びている。では、ここはテクテクと城まで歩いて行くとするか!白鷺城とも評される姫路城の優雅な姿が現れるのを楽しみに・・・って、あれ? 先に四角いビルみたいなモノが見えるけど・・・ 目を凝らして見てみると・・・
あれって、姫路城じゃなですか? なんと保存修理中ではないか! 事前に開門時間は調べていたのに、保存修理をしているとは・・・ 知らなかった! テンションが下がる。旅のスケジュールをを組むのに必死で重要な事を調べ忘れているーー。
姫路城への道にはNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」の黒田官兵衛で埋め尽くされていた。かなりの熱の入れようである。会津若松での八重の桜と、結果的に新旧大河ドラマゆかりの地をめぐる事となりました。
だんだんビルみたいな姫路城が大きくなってくる。姫路城情報センターはお正月で休館でした。前には姫路城のシヤシホコが・・・本物?レプリカ? 姫路城までもうすぐだ!
どうだ! 白鷺城とも言われる姫路城のは優雅な姿(涙、涙・・・)
近くの家老屋敷跡公園には「ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館」ができていた。まだ、開館されてなくオープンは1月12日だった。姫路の町は黒田官兵衛で推しまくり! 官兵衛の兜は、茶碗をひっくり返したような形が特徴です。
大手門の前に置かれている電光案内板には「天空の白鷺」の案内が流れていた。天空の白鷺とは、保存修理工事を見学できる施設で、天守閣をスッポリ覆っているのがソレだ。工事中だったのは残念だが、保存修理の見学が出来るとは! 少しテンションも上昇ーー! が、しかし・・・
待ち時間が約3時間とな! 時間が取れない青春18きっぷの旅では致命的だ。姫路城の散策は2時間半を予定している。時間は完全にオーバーする! 泣く泣く諦めるしかない。
大手門をくぐると姫路城の三の丸広場だ。三の丸広場から見る姫路城は優雅で美しく・・・(涙、涙・・・)
これが天空の白鷺の全貌だ! 修復作業はもちろんのこと、通常は見ることができない天守閣の壁面の装飾を間近で見ることができる。これは、なかなかスゴイ事ではないか! 是非、見てみたいが・・・時間が無い(涙、涙・・・)。
気を取り直して入城口へ。さすがに人が多い。3時間待ちになるワケだ!三の丸広場の先からが有料となります。
城内は塀と石垣で区切られクネクネと曲がって進む。簡単には天守閣には辿り着けない構造となっており、まさに要塞です。
天守閣手前に官兵衛の歴史館。ここでも官兵衛か! 黒田官兵衛にまつわる資料の特別展示がされています。黒田官兵衛って、姫路の生まれなんだーー。
ようやく姫路城天守閣。いや、天空の白鷺まできました。予想通りの長い行列ができています。なんたって3時間待ちですから! お目当ての天守閣は天空の白鷺に覆われて見る事ができません(涙、涙・・・)。
悔しいので天空の白鷺をコレでもか、と言うほど写真を撮りまくりました。天守閣があるのを想像してご覧ください。
天空の白鷺にへばり付いてる櫓がやけに立派だなあ、と思ったらコレは小天守と呼ばれ、姫路城の天守台は大天守閣と3つ小天守で構成されていた。じつに豪華なつくりだ!
再びUターン。塀と石垣に囲われクネクネと曲げらた通路は迷路のようだった。
西の丸の広場に出ると姫路城の散策も終了です。天守閣はおろか天空の白鷺にも入る事ができず、思いのほか早く終わってしまった。また、いつかリベンジするぞ! 修復終了は1年3ヶ月後との事だ。
姫路城の隣に好古園。さて、時間が余ったので、姫路城を内堀に沿って一周してみることにしました。好古園の横から堀めぐりスタート。
グルリと回ると姫路市立博物館と動物園の横に出る。なかなか姫路城周辺でも楽しめそうだ。
ブラブラ時間を潰して駅に戻る。次はいよいよ最後の訪問先となる奈良へと向う。しかし、姫路駅に着くとみどりの窓口の前には人だかりが出来ている。改札口前にも・・・駅は大混乱となっていた。いったい何があった!!新幹線が4時間の遅れ?! だとーーーー
奈良公園編へ続く・・・
注)この記事は青春18きっぷで日本の世界遺産をまわる旅から帰った後に書いております。注)この記事は青春18きっぷで日本の世界遺産をまわる旅から帰った後に書いております。