雇用保険受給の手続きに行く(その4 就職の届出)
10月11日、午後5時。ハローワーク刈谷に着いた。雇用保険の最後の手続き、就職の届出をするためである。
トヨタ自動車に入社してから2週間。今日から3連休でようやく一息つける。入社1週目は健康診断、雇入れ教育にほぼ研修。2週目から工程に配属されて本格的に仕事が始まった。ライン作業は慣れるまではシンドイです。でも、不思議と1ヶ月もすれば楽になる。この間に辞めていく期間工が実に多いこと。何度も「辞めてやろうか!」と思いながら作業をする。一週間が終わるとホッとする。その繰り返し・・・ 慣れるまでの辛抱だ。
その一週間が終わり。最終日の仕事終わりにハローワークまで行ってきた。ハローワークは土日・祝日は休業。平日も午後5時15分には受付終了となる。こんなに早く閉まっていては仕事を始めると行けないだろ! しかし、工場勤務は朝が早い。トヨタ自動車の1直(朝勤)の定時は午後3時5分、2直(夕勤)の始まりが午後4時だ。残業したとしても十分に間に合うだろうと思っていたのだが・・・
配属されてからというもの毎日のようにミーティングがあった。この日も交通事故を受けてのミーティングで4時20分まで拘束される。ハローワークに間に合わないではないか!! トヨタにはミーティング好きと残業好きが多いらしい。急いでハローワークに直行する。
午後5時にハローワーク刈谷に到着。何とか時間内にすべりこんだ。さすがに人が少ない。給付窓口で就職の届出をする。実は「入社の案内」の合格通知をもらった時に、ハローワークには一度きていたのだが・・・「雇用証明書がないと受け付けられない」と、追い返されてた。リベンジだ!
前回の 認定日から入社日までの失業手当が支給された。僅か5日分だが2万8千円は大きい。最後の失業手当の支給となった。リベンジ完了だ!
しかし、やっぱり再就職手当には該当しないようだ。雇用証明書にも「1年を越えて雇用する見込」の欄にはしっかり「無」とされていた。「更新が出来るのなら有でもいいのになぁ・・・ でも、トヨタ車体はトヨタの関連会社だからどちみちダメだね。」とハローワークの担当者。就業手当についても調べてくれたが、再就職手当と同様の「離職前の事業主と密接な関係にある事業主」の規定があり該当しなかった。残日数36日を残して失業手当の給付終了です。
この2ヶ月間での失業給付の支給額は合計は301,806円でした。それにトヨタ自動車からは、赴任手当2万円+食事補助1万+特別手当10万円がもらえる。車体での手取り額が約22万円だったので、やっぱり期間工は転職した方がお得だ! 長期休暇2ヶ月付きでほぼ同じ額となりました。