中山道の旅 一時撤退!!
昨日、中山道から帰ってきました。「早いなぁ」って! 一時撤退です。
7月21日、日曜日。滋賀県の草津宿からスタートした中山道の自転車の旅は、4日目にしてトラブル発生。事件は妻籠宿(つまごしゅく)で起きた。滋賀県から岐阜県を抜け、旅はいよいよ木曽路へ突入。妻籠宿は長野県の最初の宿場。江戸からは42番目。中山道には69の宿場があるので、ようやく前半戦を終えたってところか?
中山道は東海道と違い、宿場がよく保存されている。古い建物が多く残り、見所いっぱいだ! 東海道の関宿どころの比ではない、どこの宿場も江戸エドしています。特にここ妻籠宿と一つ前の馬籠宿(まごめしゅく)の町並みは素晴らしく、まさに江戸時代そのものだった。観光客も多く、外国人の姿が多く見受けられる。
そこで事件は起きた。妻籠宿の町並みを写真に撮っていると、メモリーカードの容量が、いっぱいになってしまった。メモリーカードの中には、四国遍路と東海道の旅の写真も入っている。こちらはパソコンに保存済みなので消しても問題ない。そこで、東海道の旅の写真をフォルダごと、まるごと消去した。すると、その瞬間、携帯電話がメモリーカードを読み込めなくなってしまった。「壊れた!」
これまで撮った写真が・・・ 消滅か?! しばし、呆然。
我に返る。ここは冷静に。メモリーカードが読み込めなくても、データさえ残っていれば復元できるかも。しかし、この先、写真を撮っても保存することが出来ない。デジタルカメラも持っては来ているが、なんせデカくてリックに入れっぱなしになっている。それより何より写真データが無事かが気になる。そこで、今回はここで一旦区切り、出直す事にした。妻籠宿はデジカメで写真に収め、この先の南木曽(なぎそ)駅で今回の旅は一旦終了です。
夕方6時にアパートに戻る。早速、パソコンにメモリーカードを読み込ませるが・・・フォーマットを要求されて読み込めない。完全に壊れた。ネットでデータ復元ソフトを検索し、いくつか試したが、いずれも不発に終わった。
草津宿~馬籠宿間の写真が消滅?!
・Recuva
http://www.piriform.com/recuva/builds・CardRecovery
http://www.cardrecovery.jp/・PhotoRec
http://gigazine.net/news/20070720_photorec/
そして、今日。
最後の望みをかけてプロに頼む事にした。ネットで5,000円でデータの復元を請け負う業者を見つけ問い合わせしてみる。データが消えてしまった経緯を伝えると復元できる可能性大との事だった。が、さらに、データ復元ソフトを幾つか試したが、復元可能なデータが一つも見つからなかったことを伝えると・・・、一転、言葉を詰まらせ「データが一つも引っ掛からなかったのですか? そしたらデータが完全に消えてしまった可能性が高いですね。たぶん、復元は不可能かと・・・」と、復元できないと言われた。ショックだ!!
そこで、もう一件。別の業者に問い合わせてみる。データが消えた経緯、復元ソフトを試したがダメだった、他の業者に問い合わせたが無理と言われたことを話す。すると、復元できる可能性は少ないが、可能性が無い事はないとの事。とりあえず、検査と見積もりは無料だからメモリーカードを送ってくださいとの事だった。
お値段は・・・「お客様の場合だと、1~3万円ぐらいになりますかね~。」これまたショックだ!!
最後の望みを懸け、メモリーカードを送る。今週中には検査が終わり、メールで検査結果が届くはずだ。果たして写真は復活するのだろうか? そして、旅の続きは・・・