みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

インド鉄道のスリーパークラスを初体験!(ブッタガヤからバラナシへ)

     南西アジア編

ブッタガヤの宿「仏心寺の宿坊」は日本のお寺が管理しているだけあってとても清潔で快適でした。ブッタガヤでは断然お薦めの宿です。「サチホーム」に居た時よりも停電の回数は少なく、停電してもすぐに復旧した。やっぱり川を挟んで電気の供給元が違うのだろうか? Wi-Fiは時々調子が悪くなるが、受付に言うと「ジャスト ファイブミニッツ!」と言って、どこかに電話をする。すると5分後には復旧した。これが毎日一回はある。そんな仏心寺の宿坊には3泊過ごした。

仏心寺の宿坊の入口

仏心寺の宿坊をチェックアウトする。宿を出たところで一人の日本人男性と出会った。今、ブッタガヤに着いたところで「インドで初めて日本人と会ったよ!」との事。雨季のこの時期は外国人の観光客は少ないようだ。僕はインドで日本人に会うのはこれで二人目だ。一人目はここ仏心寺のチェックインの時に出会った。これから仏心寺の宿坊にチェックインするようで、今回も入れ替わりとなりました。

ガヤ駅からブッタガヤまでは20km

さて、ガヤ駅までオートリクシャで移動です。ブッタガヤがらガヤ駅までは20キロほど離れている。オートリクシャの相場は相乗りすると20ルピー(約40円)だが、一人で乗ると150ルピー(約300円)だ。しかし、オートリクシャのおっちゃん達は「200ルピーだ!」と吹っかけてくる。そういうオートリクシャは無視して、少し歩くと「いくらなら乗るのか?」と慌てて聞いてくる。だいたいオートリクシャに乗る時はこのやり取りをする。インド人、面倒臭い。

ガヤ駅までオートリクシャで移動

「150ルピーで行くよ!」と言ってくれたオートリクシャに乗ってガヤ駅まで走る。でも、”一人で乗る”と言っても決して一人ではない。一人しか乗せないのは運転席の後ろのシート席だけである。後ろの荷台と運転席の両脇には関係なく人を乗せてくる。

必ず相乗りとなります

必ず、相乗りとなります(笑)。

ガヤ駅

ガヤ駅に到着です。インドの駅はどこも人で溢れています。

ガヤ駅前の食堂のターリー

ガヤ駅前の食堂でターリーを食べる。ターリーはインドの定番のカレー定食みたいなものです。カレーだけにハズレはありません。値段も安く量も多いので腹いっぱいになります。ここは20ルピー(約40円)でした。

バラナシ行きのチケット

さて、いよいよですよ! 列車は14:05発だったが40分ほど遅れてやってきた。バラナシへは、初のスリーパークラス(SL、3段ベッドの寝台車両)での移動となります。ドキドキです。スリーパークラスは一応すべてが指定席となってるが、当然のごとく、指定席のチケットを持たないインド人が席には座ってます。スリーパークラスでは、一つの部屋に三段ベッドが2台あり、通路を挟んで二段ベッドが1台ある。8寝台で一区画だ。昼行の場合は二段目のベッドが作られておらず、一段目のベッドがベンチ席となり三人が座る形となる。

インドの列車のスリーパークラス

僕の席は通路側の二段ベッドの一階席だった。当然、定員は2名なのだが、すでに二人の男が座っていた。通路側の席は2つのシート席が向かい合う形で設置されている。ベッドを作る際はその2つの席を崩してつなげて一階のベッドにする。すでに2つの席はつなげられベッドが作られてベンチ席となっていた。そこに二人の男が座っている。(続きは次のページ)

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