みちしるべ2

元トヨタ期間工が田舎でゲストハウスを経営!日本でゲストハウスは馴染まないのか?

仏教の聖地、ブッタガヤへ

     南西アジア編

ガヤ駅からブッタガヤまでは20km

ガヤ駅からブッタガヤまでは20kmほど離れている。歩いて行ける距離でもない。インターネットの情報だとオートリクシャを相乗りすれば20ルピー(約40円)で行けるらしい。でも、インド人でギュウギュウ詰めのオートリクシャに乗るのは嫌だった。なんせインドは定員3人のリクシャに10人は乗るようなところなのだ。

事前の情報では一人で乗ると150ルピーだそうだ。まあ300円ほどです。ここはケチらず150ルピー出そう! オートリクシャの定員は運転席の後ろの客席にたぶん3人だ。しかし実際は運転席の両脇に1人ずつ、客席に4人、後ろの荷物を載せる所にも4人と、最低10人は乗る。10人で相乗りすると、一人20ルピーなので全部で200ルピーだ。一人で乗ると150ルピーなので相乗りしてもらった方が運転手は儲かるのでは、と、お思いかもしれないが、心配なかれ。

一人しか乗せないのは運転席の後ろの客席だけである。運転席の横と荷物置き場には関係なく人が乗ってきた。「ボッドガヤ、ボッドガヤ!」と客を呼び込み、結局、5人ほどの相乗りとなりました。他の客は20ルピー、ちょい乗りしてくる客は10ルピーほどだ。僕だけ150ルピーで運転席の後ろのベンチ席にドカッとVIP待遇です(笑、泣)。

ブッタガヤには30分ほど走って着いたが「ホテルは決まっているのか? 安いホテルを知っている」と運転手が勝手にホテルの案内をし出した。「ホテルは予約しているから・・・」と言っても聞きはしない。予約している宿まではまだ1.5キロほど距離があったが、運転手にサッサと150ルピーを渡してその場を離れた。これでホテルの勧誘から逃れられると思っていると・・・

すぐに日本語で話しかけられる。「運転手が紹介するホテルはどこも高いよ。運転手が仲介マージンを取るからね」言葉の主は、ラマさんでした。ちょっとした有名人です。インターネットでブッタガヤについての情報を検索していると度々登場してきます。良く書かれていたり、悪くか書かれていたり。でも、人はいいようです。

「ホテルまでバイクで送ってやるよ。もちろんタダだ!」ラマさんは悪い人ではないようだし、乗せてもらってもいいかな?と思ったが、少し歩きたかったので乗るのはやめた。すると「警戒しているの? 僕は大丈夫だよ。『地球の歩き方』にはインドの事が悪く書かれているね。僕は少しでもそれを変えたいんだ!」まあ、確かに良くは書かれてないだろうな。

ラマさんと分かれて、物の数分。「ホテルは決まっているの?」また日本語で話しかけられた。ゲストハウスを経営している方でした。さらに歩いて行くと「山までバイクで300ルピーだ!」とまたまた日本語で話かけられる。何なんだ、ブッタガヤの町は! 宿に着くまでに4,5人から声を掛けられる。しかも、すべて日本語で!

ブッタガヤの宿「サチホーム」

ようやくブッタガヤの宿「サチホーム」に辿り着いた。ここはブッタガヤの中心から川を挟んでかなり離れた場所にある。スジャータ村のすぐ近くだ。なぜ、こんな離れた場所になったかと言うと「いい加減、エアコンの効いた部屋に泊まりたい」と思ったからだ。インドでエアコン付きの部屋となると800~1,400ルピーぐらいする。ここはエアコン付きで400ルピーだった。久しぶりに涼しい部屋で寝れる。とウキウキだったのだが・・・

世界一周 118日目【7/03】(インド・コルカタ)
カレー 10ルピー
砂糖菓子(2個) 10ルピー
ケンタッキー 174ルピー
タクシー 150ルピー
その他 45ルピー
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     合計382ルピー(≒780円)

世界一周 119日目【7/04】(インド・ブッタガヤ)
カレー 20ルピー
砂糖菓子(2個) 10ルピー
トゥクトゥク 150ルピー
昼食 80ルピー
その他 90ルピー
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     合計350ルピー(≒700円)

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